メディア戦略法務
メディア戦略法務(危機管理及び不祥事・炎上対応の必要性)
企業が不祥事を起こしてしまった場合、報道等により企業名が公表される可能性があります。一度、企業名が公表されてしまうと、企業イメージは低下し、取引先から仕事を断られ、商品は売れなくなり、社員も離れ、さらには新入社員の応募も少なくなり、残った社員は人手不足から、過重労働になり、徐々に企業の体力は奪われていき、やがて倒産する可能性すらあります。
そのような可能性があることは、昨今の報道からもわかると思います。一つの企業の不祥事に関するメディア報道(炎上)が会社を潰しかねない時代でもあります。
だからこそ、今の企業には「メディアの観点からの危機管理及び不祥事対応(メディア戦略法務)」が必要となります。不祥事が起きる前に不祥事が起きた場合のマニュアルを作成し、不祥事が起きた場合にいち早く対応をしなければなりません。
不祥事・炎上対応は、とにかく時間との勝負となります。短い時間のなかで、どのような内容のプレスリリースにするのか、記者会見は開催するのか、記者会見の中身はどのようにするのか、不祥事後の取引先との対応はどのようにするのか、メディア対応に対してどのように対応するのか等といろいろと検討しなければなりません。
大事なのはメディアによる風評被害を止めること
メディアによって放送されたり、記事にされてしまったりした場合、そのイメージを回復することがなかなか困難だといえます。多くの企業では不祥事が起きた場合のイメージ回復には数年の月日を費やしており、その損害は計り知れないものがあります。メディアの放送内容によっては、個人の人生や企業の今後を左右する場合ともあります。もしインターネットに掲載されてしまった場合には、その間違った情報が永遠に残ってしまう可能性があります。
また今のメディアは、何もしなければどこまでも追及し、取材や報道の自由を逸脱し、名誉を毀損し、またプライバシーを侵害したり、個人の尊厳を傷つけたり、さらには家族や友人の方々にも非常識な取材をしたりする場合も少なからずあります。そのため、できるだけ早い段階で、メディア側と交渉し、風評被害を抑えつつ、メディア側の違法な行為を抑止しなければなりません。
テレビ
- テレビ局から取材依頼等が多く、メディア対応をして欲しい
- 記者会見のサポートをして欲しい
- メディアを通じて真実を伝えたい
- テレビ局の放送内容について名誉毀損等を主張したい
- もうこれ以上、名誉等を毀損される内容にてテレビで報道されたくない
- 放送内容が間違っているため、訂正放送をさせたい
- BPO(放送倫理・番組向上機構)に対する申立をしたい
週刊誌・ネット・新聞記事
- 新聞・週刊誌等に取材を受けたため、至急対応をして欲しい
- 新聞・週刊誌等の記事を差し止めしたい
- 新聞・週刊誌等に記事を書かれるかもしれないため、記事を書かれる前に対応策を検討したい
- もうこれ以上、名誉等を毀損される内容で新聞・週刊誌等に書かれたくない
- 新聞・週刊誌等を名誉毀損やプライバシー侵害、業務妨害等で訴えたい
- 新聞・週刊誌等を刑事告訴したい
その他
- メディアの取材から会社を守りたい
- 過度な取材から守ってほしい
- プレスリリースの作成もしくは周知を手伝って欲しい
- メディア対応も含めて不祥事対応をしたい
実績
レイ法律事務所は、単に危機管理・不祥事を得意としている法律事務所と異なり、メディア・マスコミの観点からの危機管理・不祥事を最も得意としており、今まで、多くの著名事件の不祥事、メディア・マスコミ対応(交渉)の経験・実績があります。
そして、多くの実績及び経験があるからこそ、迅速かつ適切なマスコミ・メディア対応(プレスリリース・記者会見、メディア側に対する申し入れ、差し止めの仮処分等)をすることができます。また、不適切な放送や記事に対しては、迅速にメディア側に対する申し入れ、仮処分、裁判等も必要になってきます。
相談料
1回 100,000円(税抜)来所相談のみ
※クレジットカードもご利用になれます。
※弁護士費用は、相談内容によって異なります。お気軽に弁護士にご相談ください。
注意点
- ・ご依頼内容もしくは弁護士の業務の都合上、お受けできない場合がございます。
- ・虚偽の内容の場合には、お受けすることはできません。
- ・ご依頼後、虚偽の内容が発覚した場合、契約を解除する場合があります。
- ・いかなる理由があっても、違法な行為に加担することはできません。