森正弘（弁護士）

国内有数のデジタルメディア運営企業での多様な経験
国内有数のデジタルメディア運営企業の法務部門の№２として、日々の契約案件や利用規約の作成、法務相談、訴訟、大小様々なクレーム案件など企業法務全般の実務経験を活かし、事業のコンセプトや方向性を深く理解した上で、法律の要請と現場の思いを実現させる法的アドバイスを得意とする。

特に「食べログ」事業に深くコミット。新規事業のスキーム検討や運営に関する法的助言や利用規約の作成、景品表示法や独占禁止法などの各種規制対応、テレビCMなどのプロモーション契約、大手通信社との業務提携、営業クレームや炎上案件、各種訴訟を担当。とりわけ、日本初となる「アルゴリズム」の独禁法上の適法性が争点となった訴訟では主担当者として1審から関与し、東京高裁での逆転勝訴判決の獲得に貢献。

デジタル広告法務の専門家
企業の法務部門では、デジタル広告部門を専任で担当し、データを活用した共同研究開発案件、大手広告代理店との広告案件、アドテクノロジーの導入に関する契約やデジタル広告に関するデータ連携契約、景品表示法や個人情報法に留意したキャンペーンアドフラウドに関するトラブル発生時の交渉業務等デジタル広告に関する全般的な業務を担当し、情報法、消費者法、ビジネスの方向性を踏まえたデジタル広告法務領域でのアドバイスを得意とする。

M＆A領域の豊富な実績
企業の法務部門では、国内投資事業部門を専任で担当し、売り手と買い手を含め、M＆A契約のクロージングにコミットした他、スタートアップ企業との間の出資契約及び出資時の株主間契約、合弁事業に関する契約や投資事業有限責任組合契約等の案件も担当し、事業会社のM＆A領域に関する法務業務についての経験も多数。

一人法務×一人コンプライアンスからの出発
弁護士キャリアのスタートは法務部門やコンプライアンス部門のない「一人法務」「一人コンプライアンス」からの出発。メガバンク出身の社会経験豊かな監査役を仕事の師匠とし「組織での動き方」を徹底的に学ぶ。

事業の現場と人間関係を構築する中で、購買部門や営業部門、品質管理部門や開発部門などの工場関係者など会社の全方向から法務相談が来る体制を整備し、法務部門のない事業会社に「ゼロ」から「法務」という機能をインストールすることに成功。

また、「一人コンプライアンス担当」として、品質管理コンプライアンスの全社構築業務に注力し、現場が当事者となってコンプライアンス課題に取り組む自走体制を構築。机上の組織論ではなく、生身の組織論を踏まえたコンプライアンス体制の整備に深い知見を有する。

レイ法律事務所でのこれから
企業法務で培ってきた実績をレイ法律事務所にインストールするために入所。レイ法律事務所が培ってきた世の中にまだ認知されていない新しい法務ニーズの発見と、自ら培ってきた企業法務の実績を融合させ、社会に新しい法的価値を提供するため入所を決意。

「困っている人・悩んでいる人のために」という弁護士としての基本的な目線を忘れることなく、クライアントに新しい価値提供をすべく尽力。

趣味は料理とベランダ菜園。好きな料理は和食。お薦めの料理本は「日本のおかず」「季節の和食」、得意料理はきんぴらごぼうと鰤の幽庵焼き。ベランダ菜園は初心者。