会社が残業代を認めない。弁護士が的確に主張し、100万円を超える残業代を獲得
相談者
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年 齢20代
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性 別女性
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職 業商品開発
ご相談内容
毎月30時間~40時間以上発生している残業代を請求したい。
ご依頼者様は、化粧品会社に勤務をしていました。午前9時には会社へ出勤し、同社における化粧品の商品開発等の業務に従事をしていましたが、日々の業務を終わらせるために遅いときには午後11時頃まで残業をしなければならない日もあり、月の残業時間は30時間から40時間ほど発生していましたが、会社からは、商品開発手当を支給していること、担当業務はクリエイティブな仕事であり、個人の裁量に任せているため、残業代は発生しないと説明され、残業代は支払われていませんでした。
解決までのポイント
- ・商品開発手当は残業代としての実質を有しているか。
- ・業務について裁量を有していたか。
弁護士介入後
ご依頼者様がお持ちの資料を細かく確認していったところ、同社の賃金規定において、会社側が残業代を支払わない根拠の一つとしていた商品開発手当について、同社が残業代等の対価として支払うと規定をしていた基準外賃金ではなく、基本給と諸手当等に適用される基準内賃金と規定をされており、賃金規定上から、商品開発手当は残業代支給の対価にはなり得ないことを、裁量について、ご依頼者様は上司の指示に従い業務に従事していたことから、自身でどのように業務を遂行していくかについて決定権等の裁量を有していなかったことを指摘し、粘り強く交渉を続けました。
結果
100万円を超える残業代の支払が認められ、会社との間で和解が成立しました。
解決までの流れ
請求先の会社と任意交渉(示談)による解決の場合、ご契約後に未払い残業代の金額を明記した請求書面を弁護士から送付し、請求先の会社と交渉を開始してから早ければ約2週間~2か月で任意交渉(示談)が成立します。 また、交渉によって解決しない場合は労働審判申立て、訴訟提起を検討していきます。
ご注意
残業代請求権の消滅時効の時効期間は3年です。
請求しないでいるとあなたの権利が徐々に失われていく結果となりますのでご注意ください。
安心の弁護士費用
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- 残業代請求に伴う相談(不当解雇、退職勧奨、パワハラなど)も同時にお受けできます。