コンビニエンスストアのフランチャイズ店において正社員として勤務をしていたところ、終業時刻を過ぎても勤務をする日が度々あったのですが、オーナーからは、残業代は発生しないと言われてしまいました

ご相談内容

トラック運転手として、早朝から深夜まで、ほぼ休みなく荷物の運送作業を行っていましたが、会社からは支給している手当の中に残業代が含まれているとの説明を受け、手当額以外について支給はされませんでした。

解決までのポイント

弁護士介入後

ご依頼者様は、ご依頼をされる前にご自身においてオーナーに請求をおこなっていたところ、オーナーが弁護士に依頼し、代理人弁護士からご依頼者様に請求根拠等について確認する内容の書面が届き、ご相談に来られました。弁護士介入後、ご依頼者様がオーナーに通知した書面を確認したところ、既に時効となってしまっている期間を含めて計算をしていたこと、請求している残業代が法定外残業なのか深夜残業に相当する請求なのか不明であったこと等から、オーナー代理人弁護士から書面が届いていることが分かりました。
そのため、ご依頼者様が所持していた資料をもとに①賃金単価、②各日・各月の労働時間、③法定外残業、深夜残業等について各割増率を乗じた残業代の請求といった労基法に基づき、オーナー代理人に請求するとともに粘り強く交渉をおこないました。