野﨑幸助氏の妻の家族に対する取材・報道に対するお願い

メディア・報道関係者 各位

当職らは、平成30年6月11日、野﨑幸助氏の妻(以下「本人」といいます。一般人であるため実名は控えさせていただきます。)の代理人として、各メディア・報道関係者・週刊誌等に対して、本人並びにその家族、親族及び関係者に対する取材について慎重なご対応をお願いいたしました。

その結果として、多くの良識あるメディア・報道関係者・週刊誌等の記者の方々には、慎重なご対応をしていただきました。もっとも、いまだに一部の記者が本人の家族の自宅に来て取材を申し入れる等、行き過ぎた取材をしています。先日も、ある新聞社の記者が本人の家族の自宅に来て取材を申し入れ、その家族が、本人ではない旨を伝えたところ、同記者が「本人じゃないと分かる身分の分かるものを見せてください」と押し迫ったという事案が発生いたしました。

本件が社会的に注目を集めている件であることは、当職らも本人も十分に承知をしておりますが、当職らは、行き過ぎた取材は、もはや取材の自由を逸脱していると考えております。今後、このような取材をする記者については、当職らから、記者が所属している会社に対し、厳重に抗議をしたうえで、法的措置も検討してまいります。

ようやく過熱した取材が落ち着き、本人及びその家族等が平穏な日常を取り戻しつつあるなか、このような事態が発生し、心から残念に思っております。今後も、引き続き当職らが本人の代理人として窓口となるため、直接的間接的を問わず、本人並びにその家族、親族及び関係者に対する取材は控えていただきますようお願い申し上げます。

メディア・報道関係者の皆様におかれましては、引き続き慎重なご対応を心から期待いたします。

◎担当:レイ法律事務所 (担当弁護士:松田有加、佐藤大和)