トイレ内の盗撮行為(コンビニ・職場)

相談

普段よく行くコンビニの女性用トイレの便座部分に小型カメラを仕掛けました。大体3時間位はバッテリーがもつタイプの小型カメラだったかと思います。しばらくして、小型カメラを回収しようと思いトイレに入ったら小型カメラがなくなっていました。私はマズいと思い直ぐに店を出たのですが、店を出る直前には店員達が何か話し合っている様子でした。カメラにはおそらく設置するときの私の顔が映っているかと思います。しかも小型カメラには私の指紋や、小型カメラの中のmicroSDには余罪のデータも残っています。被害者は多数いるかと思います。私の姿が報道されてしまうのではないかと不安です。

該当しうる罪名

建造物侵入罪(刑法犯)
威力業務妨害罪(刑法犯)
迷惑防止条例違反(都道府県により正式名称はことなる)

後日逮捕の可能性

小型カメラに映ったあなたの姿から犯人が特定される可能性や、小型カメラに付着した指紋から犯人が特定される可能性があります。また、クレジットカードを使用して店の会計をしている場合には、クレジットカード情報からあなたの氏名や住所が特定される可能性もあります。

盗撮の類型の中でも、いわゆるトイレ盗撮は刑法犯にも該当し、情状も悪く強制捜査になりやすい類型の盗撮事件といえます。

対策

捜査機関に小型カメラが提出されている可能性が高いことからも、放置した場合には後日逮捕の可能性は十分あるといえるでしょう。早期に弁護士同伴で自首することが重要です。警察が逮捕令状を取得する前であれば、逮捕を回避し、職場や家族に知られないように事件を処理することが考えられます。また、店員さんが被害者である等、被害者が特定されている場合に示談交渉を行い被害届の取下げを求めていき不起訴処分の可能性を上げることが考えられます。

弁護士費用

着手金 50万円(税別)~
成功報酬 0円~60万円(税別)

盗撮関連NEWS

2019年05月29日
公園トイレで盗撮、容疑の男逮捕 27日、唐津署
本件は目撃者から「(公園の)トイレに出入りしている不審な男性がいる」という通報から逮捕に至ったことが特徴的です。このように被害者からの直接の通報以外にも、目撃者や通行人からの110番通報により警察の捜査が開始されるケースがあります。さらに本件では事件があった日が5月2日で逮捕の日が同月27日であることから、事件から1月弱で犯人特定され後日逮捕に至っていることが特徴的です。

ニュースサイト(佐賀新聞LIVE):https://www.saga-s.co.jp/articles/-/380183
2019年03月20日
コンビニ女性トイレ内にスマホ 盗撮容疑で会社員の男逮捕 福岡県警粕屋署
本件はコンビニ女子トイレ内盗撮におおける後日逮捕事例の典型例といえます。着目するべきは、盗撮事件が発生したのが1月9日と17日で、逮捕されたのが3月20日であるということ。報道において1月17日の第2事件の被害者の年齢が判明しているということです。
報道内容より、警察が第2事件の被害者の年齢を特定しているということは第2事件の被疑者の氏名等詳しい情報についても把握しているということです。おそらく第2事件の被害女性が、事件当日、盗撮に用いられたカメラを発見し、警察に提出し、警察がカメラ内のmicroSDカード内に記録されていた別事件のデータを解析するなかで1月9日の第1事件も特定したものと思われます。その後、警察がコンビニ内の防犯カメラ、盗撮に用いたカメラに付着した指紋、盗撮用カメラを仕掛けるときに映り込んだ自身の顔などから犯人が特定し、事件から2か月後の逮捕に至ったと考えられます。このように、トイレ盗撮の場合に顕著ですが、現場に遺留品がある場合には後日逮捕されるケースが頻繁にあります。

ニュースサイト(西日本新聞):https://www.nishinippon.co.jp/flash/f_kyushu/article/495735/
2019年03月20日
岡山市職員に罰金30万円命令 岡山簡裁、トイレで盗撮行為
本件は条例違反で略式起訴(罰金処分)になっていますが、カラオケ店のトイレが女子トイレであれば建造物侵入罪にも該当します。カラオケ店内の盗撮ということで、防犯カメラや顧客の登録情報等から犯人が特定された可能性があります。

ニュースサイト(山陽新聞):https://www.sanyonews.jp/article/881948

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