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【離婚の準備:弁護士が教える4つのポイント(前編)】

4つのポイント(前編)
離婚をすると決めても、なかなか踏み切れない方はたくさんいると思います。

これまでの生活と全く違った新しい生活をすることになるわけですから、固い決意と、準備が必要です。

自分に有利な条件で離婚がまとまるように、先を見通して、計画的に動く必要があります。

弁護士が考える、注意しておくべき4つのポイントをまとめてみました。

■ポイント1 自立の準備をする
離婚するとなったら、まずは自身の生活のためにお金が必要です。

専業主婦の方は、生計を夫の収入に頼っているため、離婚に踏み切れないと悩む方も多くいます。

また、離婚に先立ち、別居を考えたとしても、実家に頼れない場合は、アパートを借りなければなりません。

そのときには、引越し費用や敷金礼金など、まとまったお金が必要となります。

離婚を少しでも考えているなら、仕事を探したり、倹約したりして、何かあったときのためにお金を貯めておきましょう。

■ポイント2 相手に請求できるお金の知識をつけておく
離婚に伴い、相手にお金を請求できる場合があります。

例えば、相手が不倫をしていたり、DVがあったりと、全面的に相手が悪く、あなたが精神的苦痛を受けていた場合には、相手に対して慰謝料の請求ができます。

さらに、夫婦が共同で築いてきた財産は、原則として2分の1に分けられますから、原則2分の1を財産分与として請求することができます。

未成年の子どもを育てなければならないのなら、当然、養育費ももらえます。

また、離婚で揉めて別居していたとしても、離婚が成立するまでの間は、夫婦関係は続いています。

そして、法律上、夫婦は助け合う義務があります。

そのため、稼ぎの少ない方(妻であることが多いです)は、多く稼いでいる方(夫であることが多いです)に対して、婚姻費用として、生活に必要な一定の費用を請求できる場合があります。

このように、相手に請求できるものを、きちんと知っておきましょう。

残りのポイントは、次回のコラムで説明します。

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